公開講座『「民藝」という美学~地域にひそむ新たな価値の発見~』受講生募集のお知らせ
鳥取市のまちなかには、吉田璋也により設立された「鳥取民藝美術館」、「たくみ工藝店」や「たくみ割烹」など、『鳥取民藝』に幅広く触れられるスポットがあります。このたび、民藝について入門編から最新の民藝論までを学べる講座を開催します。受講生を募集しております。
2021~22年、東京国立近代美術館で「民藝の100年」展が開催されるなど、近年民藝について一般の関心が高まっています。柳宗悦により見出された民衆的工芸は1925年「民藝」と名付けられ、その思想の普及活動として民藝運動が始まります。1931年吉田璋也は郷里鳥取で、柳が見出した民藝の美を現代の生活に取り入れる新作民藝運動を起こしました。民藝品の企画・デザイン・生産・流通の組織を確立し、今日の民藝の普及の基礎を築きました。吉田の民藝運動は、「地域にひそむ新たな価値の発見」とその活用でした。さらに、吉田は民藝運動を拡大し、地場産業の振興や文化財保護による観光振興にも貢献した。本講座は、その思想や実践的な手法について入門編から最新の民藝論までを幅広く体系的に学ぶものです。受講は対面またはオンラインのいずれかを選択いただけます。
■日時■
2023年9月14日(木)~17日(日)
■場所■
鳥取大学、鳥取民藝美術館、鳥取市役所2階市民交流センター麒麟スクエア多目的室1、牛ノ戸焼他
■受講料■
7,400円
■定員■
対面受講(定員43名・学生含む)
オンライン受講(定員100名)
※講座の詳細内容や受講のお申し込み方法は、下記URL(鳥取大学WEBサイト)よりご確認お願いします。
(お申し込み期間:2023年8月31日(木)まで)
※本講座は、鳥取大学、公益財団法人鳥取民藝美術館、鳥取市中心市街地活性化協議会により協働実施するものです。